アニメサンプルの 「イルミネーション・アニメ-3」 の作成手順です
画像の中の一部だけ色を変えてアニメにしたい場合がありますね。
そんな時は、2コマ目以降は変化させた部分だけをコマ画像にします。
こうすることで、アニメファイルのサイズを軽くすることができます。
JTrimで座標を調べてGiamに【位置】を設定する方法を実習しましょう。
1) |
JTrimに、作成してあるクリスマスカードを開きます。
今回はサンプル用に こんなカードを作ってみました。 これが1コマ目になるので、この画面をコピーします。 |
2) |
Giamを立ち上げます。 ツールバーの【コマの付足し貼り付け】をクリックします。 |
3) |
JTrimに戻ります。
このままで【RGB交換】を実行すると、背景の黒い部分とグレーの文字以外は色が変化してしまいます。 最初に、右のクマのイルミネーションだけをアニメにしてみましょう。 |
4) |
範囲選択された状態で【カラー】→【RGB交換】を1回実行します。 【コピー】ボタンを押して選択部分をコピーします。 |
5) |
選択枠の位置を調べるために【イメージ】→【座標指定切り抜き】をクリックします。
<参考> |
6) |
Giamに移り、【コマの付足し貼り付け】をクリックします。 先ほどメモした x 値を「左端の位置」に、 y 値を「上端の位置」に入力します。 |
7) |
再びJTrimに戻り、範囲選択された状態で2回目の【RGB交換】を実行します。
<参考> |
8) |
Giamに移ります。 6) の手順を参考に 【コマの付足し貼り付け】をし、位置を2コマ目と同じに設定します。 |
9) |
「ウェイト」と「消去手段」を設定します。
・「全部選択」をクリック ウェイトの数値はお好みに調整してください。 |
10) |
【ビュー】ボタンをクリックして動きを確認し、OKならば名前を付けて保存します。 |
11) |
は〜い、完成です! ファイルサイズは 85KB、全体をコマ画像として使った場合の半分程度です。 |
12) |
今度は左のイルミネーションをアニメにしてみました。 2・3コマ目がクマの時よりも縦横サイズが大きいのでファイルサイズが 138KBになりましたが、 ほとんどのBBSには まだ投稿可能な範囲です。 グレーの文字は一緒に選択しても色が変わりません。 |
13) |
両方のイルミネーションをアニメにしてみました。 |
14) |
タイトル文字をゴールドにして、さりげなく文字だけを【RGB交換】でアニメにしてみました。 このように、画像の一部だけにアニメの効果を入れる場合は、2コマ目以降の設定を工夫すると ファイルサイズも抑えられ、色々なパターンのアニメを楽しむことができます。 |
15)
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<参考> 「このアニメはどのようにして出来ているの?」と疑問を持ったら、Giamを立ち上げてアニメ画像を
【コマ選択リストボックス】にドラッグしてみましょう。 |
=*= ちょこっと応用 =*=
作成したアニメの1コマ目を再編集してみましょう。
2コマ目と3コマ目はそのまま利用します。
新しくアニメを作る時間がない時でも手軽に作れるので便利です。
1) |
Giamに、作成してあるアニメを開きます。 今回は、左のイルミネーションをアニメにした作品をサンプルに使います。 |
2) |
コマの再編集をするので、まずJTrimで再編集できるように設定します。 Giamでは、各コマをダブルクリックすると登録してある画像エディタで再編集ができます。 |
3) |
「コマ選択リストボックス」の中の1コマ目をダブルクリックします。 |
4) |
クマと他の画像を入れ替えるためにクマを消します。
・「許容範囲」を 100 に設定して黒で塗りつぶす
<参考> |
5) |
新しくJTrimを立ち上げて、入れ替え用の画像を作ります。 |
6) |
再編集画面に戻り 【編集】→【合成貼り付け】します。 2コマ目、3コマ目になっているイルミネーションの部分に入り込まないようにドラッグで位置を調整して 「位置確定」をクリックします。 |
7) |
【文字入れ】でメッセージを入れてみました。 再編集が終わったら、編集画面を【上書き保存】して閉じます。 「編集中」を示す画面↓が消えてGiamに戻ります。 |
8) |
1コマ目が再編集した画像と入れ替わっているのが確認できます。
<参考> |