額縁サンプルの「花模様のフォトフレーム」の作成手順です


花の写真を切り抜いて 元画像を生かした額縁を作ってみました。
「座標指定切り抜き」と「合成」の使い方がポイントになります。
中の写真を入れ替えれば何度でも使うことができるので便利です。



元画像を開きます。

今回は
400×300の画像用に幅40のフレームを作ります
 (枠部分を入れたサイズは480×380になります)

画像全体を使う場合はそのまま480×380にリサイズと
トリミングをします。
画像の中の一部を使いたい場合は
まず必要な部分を480×380に切り抜くための適当な
大きさまで元画像をリサイズします。
 (サンプルは 600×450にリサイズしてあります)

(左の画像をクリックすると600×450の画像が開くので
 ダウンロードして練習用にお使いください)

「イメージ」→「座標指定切り抜き」を選択し
以下のように設定します。

[座標1] X→0   Y→0
[座標2] X→480  Y→380

480×380の枠が左上に表示されるので
フレームに使いたい場所まで枠をドラッグします。
位置が決まったら「OK」します。

選択部分が切り抜かれたので480×380になりました。


 (左画面は切り抜いた部分を拡大表示しています)

色を少し柔らかくするために不透明度20でグラデーション加工しました。 (「カラー」→「グラデーション」)
色が薄い画像の場合はそのままでもOKです。



この画像は楕円形の枠を作る時も必要になるので
名前を付けて保存しておきます。

ここで、背景色が白以外になっている場合は
「表示」→「背景色」で 白に設定しておきます。


再び 「イメージ」→「座標指定切り抜き」を選択します。
  (切り抜くためではなく
   座標を指定して範囲選択するための設定です)

以下のように設定します。

  [座標1] X→40   Y→40
  [座標2] X→440   Y→340

 (座標1は枠の幅40、座標2は40づつ引いた数です)

今回は「OK」せずに×(閉じる)をクリックします。
座標指定した範囲が選択されます。
「編集」→「切り取り」をクリックします。
選択部分が背景色の白になりました。



クリックで選択を解除しておきます。

「イメージ」→「座標指定切り抜き」を選択し
3回目の座標指定をします。

  [座標1] X→35   Y→35
  [座標2] X→445   Y→345


  枠の内側 5pxの部分が選択されます。


「加工」→「立体枠をつける」を選択し
枠の太さを「4」、凹ませるにチェックを入れ「OK」します。



枠の内側が立体枠加工されました。
クリックで選択を解除しておきます。


「加工」→「立体枠をつける」を選択し
太さを「10」、スムースにチェックを入れ「OK」します。



花模様のフォトフレームの完成です!(クリックで拡大)

この額縁テンプレートは
写真を入れ替えて何度も使えるのでBMPで保存しておき
写真をセットしたものをJPGで保存します。

≪参 考≫
 JPG形式のファイルはその性質から保存を繰り返す
 たびに画像が少しずつ劣化していきます。
 リサイクルして何度も使うテンプレートはBMPで保存し
 写真をセットした完成作をファイルサイズの小さいJPG
 やGIFなどで保存しましょう。
 加工の途中のものを保存しておく場合もBMPで保存し
 完成したら他のファイルに変換するのがオススメです。



では 実際に写真を入れてみましょう


JTrimを もう1つ立ち上げます。


中に入れる写真を開いて400×300にリサイズします。
 (クリックで拡大します)

この画像は楕円形用にも使うので保存しておきます。
「イメージ」→「余白作成」を選択し、以下のように設定し「OK」します。

 ・余白の幅→40  ・色→白

  (必ずフレームと同じ幅の白い余白を設定します)

この画面をコピーします
作成したフォトフレームの画面に戻ります。


「編集」→「合成」で以下のように設定し「OK」します。

 ・「クリップボードから入力」にチェック
 ・「暗い画素優先」にチェック
「OK」すると、このようにピッタリと入ります。



お好みで文字入れをして  は〜い、完成です!

次に 同じ花模様の楕円形バージョンも作ってみましょう。


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