使用ツールは
1) |
JTrimを立ち上げ 元画像を開きます。 (画面1)
この画面をコピーしておきます。 |
2) |
「カラー」→「グラデーション」で、以下のように設定し「OK」します。 ・色 ⇒ 1、2 とも白・方向 ⇒ いずれでも可 ・不透明度 ⇒ 50 このように色が薄くなります。 |
3) |
「表示」→「背景色」で、背景色を白に設定します。 (「アンチエイリアス処理を行う」にチェック) |
4) |
「編集」→「合成貼り付け」で、回転した画像の上下と左右が均等にはみ出る位置までドラッグして 「位置確定」をクリックします。 |
5) |
「イメージ」→「任意角度回転」を選択し、今度は-16度 回転させます。 |
6) |
重なっていない部分を1箇所 ドラッグで選択します。 四隅のハンドルをドラッグして、濃い部分がちょうど枠内に入るように調節します。 |
7) |
「カラー」→「グラデーション」を選択します。 枠の外をクリックして選択を解除しておきます。 |
8) |
同様の手順で他の3箇所もグラデーション加工します。 |
9) |
「イメージ」→「任意角度回転」で、8度 回転させます。 |
10) |
回転加工をするたびに画像の周りに余白ができるので、画像がギリギリ入る範囲をドラッグで選択し
切り抜きます。 ( イメージ→切り抜き ) 2重加工はこれで完成です! |
11) |
JTrimをもう1つ立ち上げ、コピーされている元画像を貼り付けます。 (画面2) 下のステータスバーで画像サイズを確認しておきます。↓ |
12) |
画面2で 「カラー」→「グラデーション」を選択します。 直前の設定で表示されるので、不透明度だけを 80 に変更し「OK」します。 (画像により調整) このように 色がかなり薄くなりました。 この画面をコピーします。 |
13) |
画面1に戻ります。 「イメージ」→「座標指定切り抜き」を選択し、座標1には XYとも 0、 座標2には 元画像のサイズを入れます。(サンプルは 400×300 です) 左上に400×300の枠が表示されるので、枠がちょうど画像の中央にくる位置までドラッグしてから ダイアログボックスを閉じます。 (範囲選択された状態になります) |
14) |
「編集」→「合成」を選択し、以下のように設定します。 ・「クリップボードから入力」にチェック・「暗い画素優先」にチェック 設定が終わったら「OK」します。 |
15) |
このようになりました。 元画像の色によっては このままでもOKなのですが、サンプルの場合は一部 下の画素が暗かったために、 よく見ると上中央あたりに下の画像が出てしまいました。 グラデーション加工でかなり色を薄くして重ねても、重なる部分の画素の明暗でこのようになる時があります。気になる場合は修正しましょう。 簡単なものは 「範囲選択 → コピー → 合成貼り付け」 で修正できますが、 次の方法を使うと より正確に修正することができます。 |
16) 1.2. 3. 4. |
<修正手順> 1. 画面1の「元に戻る」で合成前の画像に戻ります。 クリックで範囲選択を解除し「コピー」、画面2に貼り付けます。 画面2のグラデーション加工は保存しなくてOKです。 2. 画面1に戻り「やり直し」で合成した画像にしてから、修正が必要な箇所を範囲選択します。 「イメージ」→「座標指定切り抜き」をクリックすると選択範囲の座標が表示されます。 座標1と座標2の数値をメモしてからダイアログボックスを閉じます。 そのまま閉じても範囲選択は残ったままです。 3. 画面2で「イメージ」→「座標指定切り抜き」を選択し、先ほどメモしておいた数値を入れます。 画面1とまったく同じ場所が選択されます。 ダイアログボックスを閉じ、選択範囲をコピーします。 4. 画面1に戻ります。 (まだ修正箇所が枠で囲まれた状態です) 「編集」→「合成」を選択し、以下のように設定し「OK」します。 ・「クリップボードから入力」にチェック・「上書き」にチェック |
17) |
きれいに修正できましたね。 この修正作業は必要ない場合も多いのですが、他の加工の修正時にも応用できる便利なワザです。 |
18) |
最後に、Thank You カード用に文字入れしてみました。 は〜い、完成です! |
19) |
<参考> サンプルのように画像の中にグラデーションが入っている場合は、 背景を透過させるためにGIF保存すると、画像の劣化が かなり目立ってしまいます。壁紙など背景に色がついている画面に使う場合は、ページ上のサンプルのように 背景を同色または同系色で塗りつぶすと目立ちません。 ただ、一度JPGで保存した画像を開くと背景が1色ではなくなってしまうので、 「許容範囲」を調整して塗りつぶす必要があります。 背景が濃い色の場合は、背景色を白で加工すると画像の周囲のギザギザが目立ってしまいます。 あらかじめ同色または同系色で背景色を設定してから回転加工をしましょう。 |